最近、「断捨離」と心を締め付けながら決心することがなくなった
もともと私は「断捨離」にはあまり取り組んでおらず、気持ちが向いたときに・・・としてきた。
やむを得ず断舎離する場合もあったが、冷凍庫の80%以上を締めている冷凍食品もまだそのままだ
生活はとても不便だが、手をつけたくない
そんなふうに3年やってきて、最近は「気持ちが向いたときに」自然と捨てたり交換したりするようになってきた
単に捨てるのではなく、CHYと一緒だから交換するものとか、そんな風に苦痛なく進めていける
もちろん、牛歩だけれども。
ムニュが来たときから、リビングの水ザラはずっとこれだった
水ザラは奥の真っ白なお皿。
手前のくまさんのお皿は、最近になってお嬢様の水の飛び散らかしがひどくなったので床を保護するために水ザラの下に敷いていたもの
このお皿も思い出の品だ
リビングのムニュ用の水ザラでタロンがガボガボ飲む。
お嬢様はもともと飲量が少ないので、この水ザラが空になることなんてなかった
タロンは犬だからなのかな?よく水を飲む
ケージにも水を取り付けてあるけれど、ほとんどそっちは使わない
先日、この水ザラが空になっていた
これではいかん。
タロン用に大きな水ザラに交換しよう
そう思ってホームセンターへ行き、サイズのちょうど良さそうなものを2つピックアップして仕事中のCHYにLINEした
で、帰りに待ち合わせて購入
ふたりとも気に入った
タロンも気に入ってくれた
代わりに、7年使った水ザラをしまうことにした
しまうだけだから「断捨離」ではないけれど、少し前まではそれさえ苦痛だった
CHYが来て、CHY用にタンスをあけるため、思い出があって着れない服とかもせっせとダンボールにしまった
もちろん、捨てはしない!
ただ「断捨離」するのでもしまうのでもなく、目的があってするので、後ろ向きな気持ちにはならない
家の中はまだまだ3年間そのままのものが多い
CHYは何も文句を言わないし、むしろそれがいいと言ってくれる
そして、むやみに触ったりもしない
お皿もお箸も使ったことのあるものしか使わない
マグカップやグラスも、これは使っていいよ、と教えたものだけ使う
そんな彼女との暮らしの中で、少しずつ片付けられるようになっていくのかもしれない
そしてそれは「断捨離」なんて大それたことではなくて、ごく普通のこととして出来るようになっていくみたいだ
先日は、洗ったペットボトルを干しとくために私が用意した100キンのかごが割れた
3年前にはすでに使っていたと思うんだけれど定かじゃない・・・
汚れが酷いから洗おうと思って、スポンジで押したら割れた。
100キンのかごだからw
そして捨てた
以前は使い切ったリップを捨てるのにも悩んだのに、今回は「写真はとらなくてもいいかな、われちゃったし」と思って速攻レジ袋に入れて捨てた
毎日眺める左手薬指のブラックリング
CHYとお揃いで買ったものだけれど、ティファニーの「T」の文字がぐるっとまわって2つ向き合っている
黒地にT。
しみっちのイニシャル。
この指輪をしていることですごく安心感がある
「しみっちが見守ってくれている」とCHYが言って選んだ指輪
この指輪があるから、なんとなく片付けをしてもいいかなって思ったときに踏み出せる
とはいっても、ホント、家の中じゅうが3年前のままなんだけどね(≧▽≦)
しみっちの服、しみっちと一緒にでかけた頃の私の服、それらが着れなくて3年前から新しく増やしている私の服、そしてCHYの服・・・
服だけでもものすごく溢れかえっているよ
誰かと暮らすのは、引っ越せるようになってからとも考えたことがあったけれど、今回多少無理をしてでもCHYにうちへ来てもらったのは、私のグリーフにとっては良かったようだ。
食器棚のグラスやカップは一段分しか使えない。5段の食器棚、ほかは全部しみっちとの思い出が強いもの
そういうの、勝手に使わないCHYってすごいな~とシンプルに感心するよ
- カテゴリ:
- 断捨離