母の誕生日に、CHYと一緒に実家へ行った
CHYと一緒なら実家に入れる
しみっちと一緒に行っていた場所だから、実家には行けないと3年間言ってきた
一度、母が来てほしいとうるさいので行ったときはひどく辛かった
記憶がないくらいに
CHYと一緒だと、どこへでも行ける気がする
両親もCHYを気に入っている
二人の関係について、はっきりとは聞かない
ただ、一緒に住んでいることだけ話してある
CHYと一緒なら行けるから、誕生日祝は外でなく(CHYが緊張するから)、実家でやるのはどう?と聞いたとき、母はものすごく喜んだ
誕生祝いは毎年やっていたはずなんだけれど、家で祝われることがそれほどうれしいのだろうか?
それとも、3年間行けなかった実家へCHYを連れてなら来ることができる私の状況の変化に喜んでいるのだろうか
両親ともペットロスや精神病を持っているので、気を抜くとひどい話になる
CHYがいるとかなり気を張っているようで、そういう話が出ることもないので、私も気が楽だ
お互い忙しかったので大した準備もなく、今日スーパーで寿司を買って、近くのケーキ屋でバラのケーキを買ってプレートを刺しただけのものを持参した
CHYの仕事がひとつきあいてしまったり、私がまだ休職中ということもあり、この部分は払ってもらっちゃったwww
寿司だって事前に予約しておけば桶的な感じで用意できたし、ケーキもアンパンマンとかのホールケーキが頼めたんだけれど、今週は鬱の状態も良くなかったし、思いつきもしなかった
そういうのは、しみっちがいつもやっていたから、私は・・・ね。
来年はそういうふうにもっと準備よくしてあげたいなと思った
帰宅して、ムニュがなでてーといつものように転がり、タロンが耳を頭にぴったりくっつけて、超大喜びしてくれる
幸せだ
バラでケーキを買うとき、ふとしみっちのモンブランも買おうかと思った
できなかった
とかくしみっちのことから目をそらしたがる母なので、その喜びように水をさしたくなかったし、CHYのことも気になった
CHYはそういうの、許してくれる
でも、なにか引っかかることがあるまま、強引にモンブランを買うほどのことじゃないよね、としみっちも言うだろう
せっかくだから、今度モンブランを買ってきてCHYと食べようかな
帰りにCHYと、ふとフランス料理の話になった
私は10代の頃にフランスで食事をしていたし、本当に美味しかった
高級な店にいったことはほとんどないけれど、そのへんの店でもフランス料理だ
ニースに行ったときはそこそこ高級なホテルだったので、はとのスープはものすごくおいしかった
私の舌は肥えていると思う
だから、日本であれがおいしい、これがすごいといわれても、あまり「そうだねぇ」くらいの感動しかない
そういう状況だから私はビニールに連なったやっすい味噌汁が一番好きだし、だしにこだわりはない
塩だって、いろいろな国のいろいろな塩があることも味も知っているけれど、食卓塩で構わない
最高に美味しかったものを知っているので、それ以外は別に・・・
むしろ、メジャーでみんなが好みそうに作ってある味噌汁だとか、世界中にあって私を安心させてくれるマクドナルドが好きだ
ドトールのカフェモカとサンドイッチは、いつも私を落ち着かせてくれる
美味しいものを食べることに貪欲な人は人生がとても楽しそうに見えるし、たまにそういう情報にあやかってご一緒すると、たしかに美味しくて楽しい
でも、セーヌの川沿いの小さな店で食べたオニオンスープみたいなやつとか、シャンゼリゼのピザ屋で食べたピザとか、覚えていない店のプリン(フランス語忘れちゃったwっw)とか、そういうのには及ばない
それでも、イギリスの食生活にうんざりしていたときに見つけた救いのオアシスのようなマクドナルドは忘れられない
どこの国へ行ってもマクドナルドに入りたくなるのは、あのときのトラウマ(wっw)だ。
形式張ってCHYを緊張させるより、実家でほんわかとスーパーのちょっと高い寿司を食べるのがとても楽しかったし、美味しかった
母が用意した生ハムサラダはCHYが好きななしも入っていて、最高だった
CHYがなしがすきなんだよと言うと、母は更に剥いて出してくれた
私は巨峰を食べまくった
母が喜んでくれたことは不思議だが嬉しかったし、そういう食卓での食事はとてもおいしいね
この3年間で一番おいしかった食事かもしれない
飲んだ私は途中で30分ほど眠りこけた。
別にそういうところを怒ったりしないCHY
恋人とは打ち明けていないけれど、私の実家に一緒に来てくれるCHYにとても感謝している